2007.03.18 Sunday
■■スプリングS、阪神大賞典の追い切りと有力馬情報■■

14日、15日の両日、皐月賞トライアル「フジテレビ賞スプリングS」
(G2)と、天皇賞(春)の前哨戦「阪神大賞典」(G2)の追いきりが、美浦、栗東の両トレーニングセンターで行われた。
◆フジテレビ賞スプリングSと阪神大賞典の追い切り
http://tinyurl.com/36aeqt
◆フジテレビ賞スプリングS◆
3番 スクリーンヒーロー
「馬が硬く、ダートのほうがいいと思ってダートを使ってきたけど、血統 からいけば、ダートより芝のほうがむしろいいと思う」追い切りは単走で上がり重点に追われた。
「ケイコでは未勝利馬のような馬」で時計は平凡だったが、気合、馬体の張りなどは前走以上。状態はさらに良くなっている。
「前走より今回と、最近馬が良くなってきた。今なら芝でも…。条件戦とは相手が違うが、どんな競馬をしてくれるか注目したい」(矢野進調教師)
6番 エーシンピーシー
6Fで4馬身先行したプライマリーケア(7歳1600万下)を追いかけ、4コーナーでは内に潜り込んだ。外で仕掛けた相手に対して、こちらは持っ たまま。ゴール前では抑える余裕もみせて半馬身先着した。好位から押し切れる安定感は魅力だ。
「すごくいい。メンバー次第では勝てるんじゃないか」と乗り味の良さを絶賛したのは蛯名騎手。
「スタートがとても速い。だからいつでもいい位置が取れるんです。1戦ごとに競馬も上手になっているし、特に不安な点はないですね」(尾形助手)
8番 フェラーリピサ
坂路を1本軽く駆け上がったあと、2本目に4Fで1秒先行したチアズグ
ローリー(3歳未勝利)を速いピッチで追走。みるみる差を詰めていき、外に体を併せると最後まで勢いあふれる動きで内と併入した。脚いろは強めに追う内に比べ、一杯に追っていたためやや見劣ったが、これは内が1本目だったのに対し、こちらが2本目だったのが原因で、道中の動き、追い出されてからの反応とも申し分なかった。
芝のデビュー戦で2着に敗れているので芝適性がどうかだが、白井調教師は「新馬でこの馬に半馬身差で勝ったトーセンキャプテンは、重賞勝ちを含
め3連勝しているのだから、芝適性も問題ない。今週の動きも良かったし、今回も好勝負に持ち込めるはず」と、自信ありげだった。
9番 シベリアンバード
Wコースで単走。5Fからゆったりとしたペースで進み、しまい強めに追
われたが、反応は鋭く、最後の1Fは11秒9を計時。馬場の内めを回ったとはいえ、体に切れが出ており明らかに前走とは違う。
「以前は疲れやすく、それを解消するだけの調整だったため、馬に活力というものがなかなか出なかった。前走は放牧明けだったけど、馬を元気な状態で出すため、直前の調教を控えたほどなんだ。でも、この中間は疲れがまったく出なかった。しまい重点とはいえ、中1週でこれだけ追えた。上積みは大きなものがあると思う」
「500万条件を勝ってオープン。強気なことはいえないけど、1勝馬が多いし、素質からいって楽しみもある。権利(3着以内)は取りたい」(柴崎調教師)
10番 フリオーソ
ダクで1周したあと、2周目からキャンターへ。首をグッと下げて気合を乗せると、3周目の5Fから内にブラウンマイスキー(3歳)と併せピッチを上げた。道中はピタリと馬体を併せ、直線で強めに追われると2馬身先着した。ラスト1Fは12秒7とやや動きが重かったが、このひと追いで変わってくるはずだ。
「前回の状態がかなり良かったので、いい意味での平行線。中間は中山コースを意識して内回りを使って右回りで乗ってきた。器用な馬なので対応してくれると思います」(佐藤裕太騎手)
◆確定馬ファイル提供有力馬情報
【エーシンピーシー】牡3 蛯名 56 美北 久保田
「前走をいい競馬で勝ってくれたし、中間も順調に乗り込んでます。デビュー前から期待していた馬ですが、ここまでは期待通りの結果を出してくれました。入厩当初はヤンチャな馬でしたが、レースを使ってきたことで、だいぶ落ち着いてきましたね。今ではその勝ち気なところがレースでいい方に出ているようです。まだ本当に強い相手とは競馬をしておらず、今回が試金石。不安よりも楽しみの方が大きいです」と陣営。
【サンツェッペリン】牡3 松岡 56 美南 斎藤誠
「京成杯の後は一旦短期放牧へ。帰厩後は輸送の疲れが出たので4日ほど休ませましたが、逆にそれが良かったみたいです。本番へのローテーションを考えると、弥生賞を使うよりこっちの方が仕上げやすいということもありますから ね。ここでいい競馬をしないと本番での楽しみが半減するし、登録料分もしっかり稼いできてほしい」と斎藤誠師。
【フライングアップル】牡3 横山典 56 美北 藤沢和
「前走は押し出される形になってしまい、他馬の標的になってしまった分。1度使っているので仕上がりはいいよ。時計も十分だし、思い描いた通りに、順調にきている。ここでいい勝負ができないようでは、本番で楽しみがないからね」と藤沢和師。
【マイネルシーガル】牡3 後藤浩 56 美北 国枝
「ジュニアCの後はビッグレッドファームへ放牧に出し、帰厩後はここを目標に仕上げてきた。ひと言で言って順調。性格的に穏やかで余計なところで力を使わないからね。うるさくて勝負根性のない馬はいっぱいいるけれど、この馬はおとなしくて勝負強い。ここで結果を出して皐月賞に向かいたい」と国枝師。
他のレースの有力馬情報は、下記より無料登録で取得できます。
http://tinyurl.com/2cg8g2
◆JRDB提供展開予想
http://www.youtube.com/watch?v=7RiK8wwkPaU
◆阪神大賞典◆
1番 デルタブルース
CWコースで1馬身先行した3歳新馬を楽な手ごたえで追走し、直線は後方から押し上げてきたドーントレダー(3歳500万下)を加えた3頭併せ。岩田康騎手が軽く気合をつけると楽に抜け出した。
「時計はまずまず。1週前が538キロ(前走時520キロ)。今週のひと追いでさらに絞れてくるはず。今季初戦としてはいい仕上がりだ」(村山助手)
2番 ドリームパスポート
DWコースで単走。7F97秒2と長めから時計を出したように、テンから走る気満々。手綱を取った岩田康騎手(レースは安藤勝騎手)を引っ張るように前半からスピードに乗った。 今季初戦の舞台は3000メートル。それだけに行きたがったあたりは気になる材料だが、脚勢が衰えることはなかった。ステッキに応えるようにゴールまで脚を伸ばし、ラスト1F12秒2。太め感は解消しつつある。
「G1を取れる馬だけに、自然と時計は出る。ただ、セーブする予定だったから、ちょっと時計は速かったかな。終いの伸びも良かったし、まずまずの仕上がりだ」と松田博調教師。
過去、きさらぎ賞、神戸新聞杯で鉄砲Vを決めており、“春天”へ向けレース内容が問われる。
4番 ファストタテヤマ
ダートのBコースで単走。テンから軽快に行き、ラスト1Fを11秒5でまとめた。前走の京都記念は案外だったが、デキに変わりはない。
7番 トウカイトリック
坂路で順調に乗り込まれ、ビッシリ追われた1週前には4F53秒2、ラスト1F12秒4をマークしている。けさは坂路2本の調整になった。1本目は楽走。その後、池添騎手に乗り替わり、ハロー掛けで整えられた坂路で2本目に臨んだ。前半は折り合いに徹し、ゴール前だけ気合が入った。全体時計は平凡だが、すでに休み明けを4走しているように馬体、息づかいとも変わりなし。詰めの甘さを解消した前走のデキにある。
10番 アイポッパー
Eコース→坂路1本(4F74秒6)のあとDWコースへ。楽に前半を行き、直線へ向いて肩ムチ3発。ラスト1Fで目イチに手綱をしごかれ、12秒4をマークした。ステイヤーズSで重賞初Vを飾ってから3カ月半。まだ動きに重さが残る。
「1週前に武豊騎手が乗ってビッシリやったので、上がりだけ脚を伸ばした。動きは良かった」と山下助手。
◆確定馬ファイル提供有力馬情報
【アイポッパー】牡7 武豊 58 栗東 清水出
「ステイヤーS後は裂蹄を少し気にしていたので、リフレッシュを兼ねて放牧へ。1月23日に帰厩してからはここを目標に順調に乗り込んできた。今週の稽古も反応、動きともによかったし態勢は整ってる。久々だから体は増えてるかも知れないが、息遣いに影響はないよ。前走で重賞を勝ったが更に上を目指して行きたいし、ディープがいなくなって、これからが本番だよ」と陣営。
【デルタブルース】牡6 岩田 59 栗東 角居
「有馬記念の時は流れが向かなかった感じです。結果的に位置取りが良過ぎて、動きたいところで前が壁になり動けませんでしたからね。それでも、勝ち馬を別にすれば差もなかったですし、決して悲観するような内容でもなかったです。ディープインパクトがいなくなり、どの陣営もチャンスと思ってるでしょうが、菊花賞馬は阪神大賞典と相性がいいですからね。あくまで目標は次になりますが、この条件なら実績に恥じないレースをしてくれると信じてます」と陣営。
【トウカイトリック】牡5 池添 57 栗東 松元省
「前走は終いに賭けるレースだったが、渋太い軽ハンデの馬を良く捉えてくれたよ。昨年と同じローテーションで前走後も、このレースを目標に順調に乗り込めてる。距離は長ければ長いほどいいが、3000メートルで距離不足ということはない。昨年のような抜けた馬は出てこないし、天皇賞が楽しみになるような結果を期待している」と陣営。
【ドリームパスポート】牡4 安藤勝 57 栗東 松田博
「前走はいい体つきで臨めたんだが、直線に向くところでパッチンを食らったりして、スムーズさを欠いたのも確か。レース後は一旦短期放牧に出し2月14日に帰厩。仕上がりに関しては今までの休み明けよりもいいくらいだな。ポン駆けも利くし、間隔が開いていても力を出せるタイプ。能力はすごいし、行っても控えてもいける、何でもこなす珍しい馬だよ。菊花賞の内容から距離についての心配もいらんだろう」と松田博師。
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◆JRDB提供展開予想
http://www.youtube.com/watch?v=_HSSNIVC6yc
◆展開指数レース展望◆
◆フジテレビ賞スプリングS
ショウワモダンが展開指数2104、展開ポイントS16.5と高いので、3番人気までに収まれば軸にできる。しかし、相手の指数が不安定なので見送りレースとする。
◆阪神大賞典
阪神競馬場はデータ不足なので、見送りとする。
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